神戸はしまん社員によるスタッフブログです。
2012.8.28
残暑お見舞い申し上げます。
ココドコです。
春先や秋口の季節の変わり目は「メニュー印刷」のご依頼が多くなります。
メニューはお店の生命線です。
お客様と料理を最初につなぐ「第一印象」の部分と「本当の素顔」を見せる、
両方の役割を持っていますから、そりゃ、大変です。
お料理のラインナップが決まっていても、迷うことばかり
表紙をどんな感じにする?
分厚い表紙。表紙はいらない。変更しやすいメニューにしたい。
1枚ものでサッとわかるようにしたい。
ページを増やして、ヴァリエーションアップしたい。
シンプルにする。にぎやかにする。手作り感を出す。
写真をいっぱい入れて盛りだくさん感を出す。
中国語を併記したい。英語入れたい。
文字は大きいほうが見やすい。小さな文字で高級感を出す。
筆文字がいい。細い字体で軽やかにしたい。
おすすめの料理が目立っているか。
季節感出ているか。
デザイン面だけでなく、内容も迷うことばかり。
特長的なメニューになっているのか?
価格はこれでいいのか? もっと安く? もうちょっと高く?
人気のない献立を取る。やっぱり残しておく?
周辺のお店の価格は? 原価率と合ってるのか?
デザインも決まり、料理の撮影も済み、価格も決定。
さて、印刷しましょう。となっても、
それからでも、どのお店でも何度も訂正されます。
料理のことを真剣に考えていらっしゃるんだと捉えて、
何度の訂正でもお付き合いさせていただいていますが、
新メニューで展開する予定日だけが近づき、
そして時間との戦いが始まります。
出来上がったメニューを真っ先に確認するのが、神戸はしまんの最後の仕事になります。
和洋中 お寿司 焼き鳥 焼肉 お菓子 お鍋 うどんそば ラーメン ステーキ ・・・
どのメニューもおいしそうで、食事するシーンが想像されて、ワクワクします